社長あいさつ プロフィール 株式会社村上化学研究所 代表取締役 村上太一 昭和48年2月生まれ50歳 ものづくりの町大阪府東大阪市で石油や植物から作られた溶剤を使ってオフセット印刷機用のインキの洗浄剤やエッチ液と言う添加剤などを製造している3代目経営者です。 多くのお客様に愛されておかげ様で60年以上も経営を続けることができています。 ◆私が得意なこと 「何かちがうねんなぁ~」「これ何とかなれへん?」というお客様の違和感を 「何とかしたい!!」という私の熱い思いで 「そう、これっ!!私の求めていたのは、これやねんっ!」という喜びに変えるのが得意です。 それができる理由はお客様のお話をじっくり丁寧に聴かせて頂くからです。 オーダーメイドでいろいろなインキ洗浄剤販売を通して お客様から 「村上さんの商品は汚れがよく落ちるので、お客様がすごく喜んでいたわ~」 「オーダーメイドなのに素早く対応してくれて、ありがとう!」 「インキもよく落ちるし、独特の溶剤臭ではなく良い香りがするので、使いやすい!」 などの喜びの声を多く頂けるようになってきました。 ◆実は、自分に対して自信がありませんでした。 ◆35歳の時に会社を継いだのですが、自分に自信がないし、誰からも嫌われることなく、無難に生きるには「余計なことはしないで、あたりさわりなく生きたほうが良いはず」と思い込んでいました。 また会社を継ぐ覚悟もないままに継いでしまったので(ある意味ポジティブかも?) 自分がやりたいことは何だろうか? 経営者って一体何をしたら良いのか?と分からないことだらけで 「う~ん」と首をかしげ悩んでいるだけで、行動は何もしないという日々でした。 ◆私が変わることができた「きっかけ」 そんなどうしようもない時にであったのがコーチングです。 コーチングを受けていくことで徐々に自分の考え方や行動が変わって行きました。 そこで、気づきました。 誰からも嫌われないようにと思って人と接するのではなく、ありのままの自分を出すことで 好きになってくれる、応援してくれる方が多いんだということに気づきました。 その後コーチング自体を自ら学び コミュニケーションにおいて「相手の話を聴く」ということの重要性を再確認して お客様の要望をじっくり聞かせて頂きお客様が求めていることを 表面的な理解ではなく深く理解し オーダーメイドのインキ洗浄剤を作ることができるようになりました。 オーダーメイドのインキ洗浄剤を作ることで お客様のお喜びの声が徐々に増えてきました。 ◆自分でも意外だった「聴く」ことの効果 私が「聴く」ことを大切にしだしたことで 洗浄剤の販売のみならず 販売店を通してですが、お客様の現場でのお困りごとの相談の数も増えてきています。 今では洗浄剤だけではなく、その他の洗浄剤(印刷機は種類にもよりますが4か所ぐらい洗浄するところがあり、その個所に応じて専用の洗浄剤があります。)や添加剤のことでも相談していただけるようになりました。 自分の声を生かした商品ということで、お客様にも喜んでいただけているようです。 お客様のことをより深く理解して お客様にとってより最適な商品開発に活かしていく、このサイクルでお客様との信頼関係も深まっていることを実感しています。 これも「お客様の思いを聴く」ことを大切にしてきた効果だと感じています。 ◆今後に向けて◆ 経営者としてより多くの人から応援いただきながら もっとお客様に必要とされる会社になるべく お客様の声を「聴く」ことを重要視して これからもお客様の側に立ったものづくりにこだわっていきたいと思っています。 |